花と女性のイラストレーション武市りえ美人塾MENU > 2006年2月号

 


アンチエイジング


 「抗老化」「抗加齢」という言葉は「アンチエイジング」と訳されて一般的に使われるようになった。化粧品売場にもこの言葉のついた商品が並ぶ。「プチ整形」という言葉も定着し、ヒアルロン酸やボトックスを注射してシワを伸ばす手術は話題になり何度もテレビで取り上げられた。
 肌老化の原因は光老化・細胞の酸化・皮膚の乾燥・皮膚の菲薄(ひはく)化といわれている。とくに深刻なのが「光老化」。紫外線をわずか数分間浴びても肌はダメージを受ける。その紫外線を長年浴び続けることで、シミ、シワ、たるみなどを引き起こしてしまう。
 雑誌では「5歳若く見られるには」などの特集が組まれ化粧の仕方や肌にいい食品が常に紹介されている。「○○歳にはとても見えない」というのはよくある褒め言葉。昔のおばあちゃんはシワシワの肌をしていたが、これからは高性能の化粧品や整形手術によって死ぬまでシワ一つないおばあちゃんも現れるかもしれない。けれどもあまりに若く見えたい、ということにこだわるのってどうだろう。
 エイジング(aging)を辞書で引くと一番目に加齢とあるが二番目には「熟成」とある。
 夫や恋人が「最近老けたな」「若いコはやっぱりいいな」などといわず「そのシワ素敵だよ」「いい年齢の重ね方してるね」と声をかけるようになれば女性もずいぶん楽に歳がとれるのに。と思うのだけど。

 

美人塾・・・徳島のタウン誌050の人気コーナーで 美とファッションをテーマに連載中。
      イラストとコラムを担当しています。

花と女性のイラストレーション武市りえトップページへ戻る